ラヴォー地区のツアー終了後は、ローザンヌで途中下車してガイドの田口さんお薦めのLa Pomme de Pin ラ ポム ド パン へ。
ポムドパンとはフランス語でまつぼっくりという意味らしい。
ところがあいにくの満席で、待つことはできるか?この後の時間での予約は可能か?などと慣れない英語で押し問答していると、地元の方が相席を勧めてくれた挙句ご馳走してくれるという嬉しい出来事が。
なすがままに出てくるものを食べたけれど、ムール貝や生牡蠣など私の好きなものばかり。
いずれにせよフランス語のメニューは読めないので助かった。
相席を勧めてくれたのは83歳のおじいさんとそのお嬢さんとその同僚の女性。
おじいさんの奥様はドイツ人だそうで、お嬢さんはデュッセルドルフの大学を出たらしく、ドイツ語堪能で助かった。
彼女は日本に旅行に来たことがあるとのことで話も弾み、一人旅の寂しさが補われた。
お嬢さんと同僚は仕事があるため先にお別れし、よくワインを勧めてくれて、それを嗜めるお嬢さんのことを「Policemanを日本語では何というの?ケイサツカン?そう、彼女はいつも私のケイサツカンだ。」などというお茶目で矍鑠としたおじいさんはその後博物館まで案内してくれた。
デザートに温かいレモンの風味の柔らかくて中にアイスが入っているもの、食べたい?と聞かれたので、もちろん!といただくことに。
HPを見た感じだとChaud-froid au citronという名前らしい。
Chaud-froid ショーフロワというのは暖かい・冷たいという意味で本来は魚や肉料理に使われる言葉らしいので、これはここのお店のオリジナルのよう。
その名の通り暖かく冷たく優しい味でとても美味しかった。
大聖堂裏にあるこぢんまりとしたほっとする雰囲気のお店。
🍴Café restaurant A la Pomme de Pin
月-金 8:00 - 24:00
土 18:00 - 24:00
日曜定休
Rue Cité Derrière 11-13
1005 Lausanne
tel 021 323 46 56